初めての棚置き食洗器

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食洗器って本当に使いやすいの?と長年思っていましたが、賃貸住まいということもあって導入になかなか踏み切れずにいました。ですが、住宅の仕事でビルトイン食洗器を提案したり、実際に棚置き食洗器を使う友人などの話を見聞きしていると、やはりこれは便利で経済的なものだ、使わないのは損してるのでは?と思い始め、導入することに決めました。


初めての食洗器

実は日本は食洗器導入後進国です。旅行などでコンドミニアムやサービスアパートメントのようなところを利用したことがある方はもちろん、テレビでご覧になったことがある方も多いのではないでしょうか。海外のお宅にはキッチンに必ずといっていいほど食洗器が設置されています。

日本での食洗器普及率は2016年現在で28.4%。EUやアメリカを見ると軒並み70%ぐらい普及しています。ヨーロッパで食洗器がないお家は、日本で言えばお風呂がない家のような感覚に近いかもしれません。その理由の一つに、例えばドイツなどでは電気代も水道代も高く、一度に効率的に食器洗いを行うには食洗器が必須の設備となっているようです。

我が家も2人暮らしで食器の量はけして多くはないものの、やはり毎日の手洗いをするのは面倒です。冬などは特に少量の食器をお湯で洗うことに罪悪感やもったいないという気持ちを感じ、手袋を使って水で洗うこともあります。

ですが、手は氷のように冷たくなりますし時間もかかり、手荒れはひどくなる一方です。ましてや、水道光熱費もどんどん高くなります。そんな中、引っ越ししてキッチンが少し広くなったのを機に「食洗器を導入しよう!」と同居している母へ提案し、お店へと向かったのでした。

食洗器選び

食洗器には、キッチンカウンター内に引き出しの一部のように埋め込んで設置するビルトインタイプとキッチンカウンター上に置く据え置きタイプの2つがあります。

我が家は賃貸住まいのため、基本的に住宅設備を変更することはできないため、ビルトインタイプは設置できません。

したがって、据え置きタイプの中から選んでいくことになりました。

機種選びのポイントは?

各メーカーから単身世帯から3〜4人家族用などさまざまな大きさと機能で発売されていますが、我が家の選定ポイントはフライパンや浅型の小鍋も洗いたい(容量多め)、省エネ(節水・節電)タイプ、とにかくキレイに洗えるものの3点でした。

これらをカバーするような機種を探すとちょうど新型モデル切り替えのタイミングもあり、PanasonicのNP-TH1を導入することに決めました。

PanasonicNP-TH1の特徴

本体の大きさは幅550×奥行344×高さ598(mm)で、我が家のキッチンカウンターにそのまま置くと少し手狭になってしまう恐れがあったので、別売りのステンレス置台を取り付けることで作業スペースも圧迫しすぎずに設置することができました。

また、既についているキッチン水栓から食洗器へ給水を分岐するために、専用の分岐パーツを取り付けることも必須でした。設置前には工事店の現場調査がありましたので、工事について不明な点や設置の納まり方などはその際に確認することができました。

こちらの機器はPanasonicのエコナビ機能が付いていて、センサーが水温や室温を感知して洗浄温度や乾燥時間を制御して運転してくれる省エネタイプとなっています。また、高温(80度)除菌機能を選択すると洗い上がりや乾燥効果も高まります。

使い方と注意点

食洗器は便利に使えば面倒な家事から解放してくれるものですが、機械ゆえに少し使い方にポイントがあります。まず、食べ残しをそのままにして入れるのはNGです。お皿に残った残菜やこびりつきはあらかじめ除去してから投入します。

これらは排水のつまりの原因となり機械の寿命を縮めてしまいますし、食洗器には焦げ付きやこびりつきまできれいに落とすパワーはありません。食事が終わったらあまり時間が経たないうちに、スクレーパーやペーパーなどでお皿をある程度きれいにしてから投入しましょう。

2つ目に、定期的に庫内の掃除をする必要があります。庫内に残った汚れは食洗器を運転するたびに剥がれ、再度洗った食器へ付着してしまう可能性があります。清潔な状態を保つためにも、説明書に記載されたペースでメンテナンスをしてあげることが必要です。

3つ目はお湯で洗うという点です。食洗器がエネルギーを最も使うのは水の温度を上げるときです。そのため、我が家のキッチン水栓は2ハンドルだったこともあり、食洗器への給水分岐栓はお湯側につけてもらいました。

お湯で洗うことで食事の油分がよりきれいに落ち、設定温度に上げるまでのエネルギーが少なくて済むのでより省エネになります。4つ目はある程度まとめて洗うということです。手洗いの際には食事の度に食器洗いを行う方が多いかもしれません。

そのため、時間も手間も水道光熱費もかかるのですが、食洗器を導入したらある程度食器の量をまとめて洗うことが効率的かつ経済的です。NP-TH1の場合、40点収納できるので4人家族であれば1日に1〜2回、我が家は2人暮らしで私は外食が多めなので1日1回夜に運転しています。

夜または朝に食洗器のスイッチを押してゆっくり自由な時間を過ごしましょう。最後に、食洗器非対応食器がある点に注意が必要です。高温のお湯が高圧でスプリンクラーのように回転しながら吹きつけられますから、デリケートなものや軽いものは食洗器で洗うことはできません。

例えば、銀や銅製の鍋・食器、漆器などがそれに当たります。また当然ですが、ヒビや割れ・カケが入っている食器も割れやすいのでNGです。その他、徳利など口が小さく奥まで洗えない物も適していません。こういった物は手洗いをしましょう。

食洗器を1日でも早く導入して、ゆとりある人生を過ごそう!

卓上食洗器の導入費用は大型のもので6〜7万程度(本体+付属品+工事費)かかります。けして安くはありませんが、長い目で見ると高くはない出費だと思います。手洗いより水道光熱費は節約できますし、洗い上がりもとてもキレイです。

手荒れが軽減するだけでなく、何よりあの毎日食器洗いに割かれていた時間が短縮できて、余裕のある生活ができるようになります。すべての食器を食洗器で洗えるわけではありませんが、逆に言うと誰が使ってもキレイに洗えて、お気に入りの大切な食器だけは自分で丁寧にお手入れすれば良いだけです。日常生活は食洗器1台で本当に快適になります。掃除機や洗濯機が普及して女性が家事から解放されたように、日々賢くなっていく家電たちにおまかせできることはおまかせして、その時間を自分や家族のために使ってよりゆとりある人生を過ごしましょう!